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暑かった夏が過ぎ、食べ物が美味しく、食欲も回復する秋がやって
きます。
この時季になると栄養相談の中でも「何でも美味しくてついつい
食べ過ぎてしまう、おかげで体重が増えちゃった」という方が多
くいらっしゃいます。
体重が増え過ぎると、からだには大きな負担になり、高血圧や糖尿病、
脂質異常症など様々な生活習慣病を引き起こす原因にもな
ります。
旬の食材が多く、ついつい食べてしまう秋だからこそ、ご自身の食欲
をうまくコントロールして楽しく食事をしましょう!
諸説ありますが、以下の3つが原因として挙げられます。
①日照時間が短くなるから
日照時間が短くなると幸せホルモンとも呼ばれる「セロトニン」の
分泌が低下します。
セロトニンは脳内の神経伝達物質の一種で「精神を安定させる働き」
や「食欲を抑える働き」があるため、分泌が低下すると食欲が増すと
考えられています。
②気温の低下によりエネルギー必要量が増えるから夏に比べると朝晩の
寒暖差も激しくなる秋は、体温を一定にするために基礎代謝量がアップ
します。
すると、その分のエネルギーを補給するために食欲が増すと考えられて
います。
③実りの秋、旬の食品が増えるから新米、さつまいも、秋刀魚、きのこ、
梨、柿など様々な食べ物が旬を迎えます。
旬の食材は栄養価も高く、市場に多く出回るため自然と食べる量も増え
てしまうと考えられています。
・旬の食材でバランスよく食事をとる
1日3食しっかりとり、主食・主菜・副菜を意識しましょう。
主食...ごはん、パン、めん類などの炭水化物を多く含む食品。
主菜...肉、魚、卵、大豆製品のようなたんぱく質を多く含む食品。
副菜...野菜、きのこ、海藻などの食物繊維、ビタミン、ミネラルな
どの栄養素が豊富な食品。
・食べる順番に配慮する
旬のきのこやごぼうなどはカロリーが低く、食物繊維を豊富に含み
ます。
最初に食べることでお腹の中で膨らみ、かさが増すため満腹感が得
られ食べ過ぎを防いでくれます。
・噛む回数を増やす
食事をよく噛んで食べると満腹中枢が刺激され、食べ過ぎを防ぐこと
ができます。
また、食材を少し大きめに切る、食感を残すように調理することで自然
と噛む回数がアップします。
・果物は握りこぶし1つ分までで楽しむ
果物はビタミンや食物繊維が豊富で優れた食品ですが、ブドウ糖や果糖
といった糖分も多く含みます。
「1日の目安量=握りこぶし1つ分」と覚えましょう!
・日光を浴びながら適度な運動をする
日を浴びることはセロトニン分泌にも関わります。
また、一定のリズムで運動することはセロトニンの分泌を促すため、
ウォーキングがおすすめです。

ダイエットごはん糖質は避けるべき?
食べ過ぎに注意しながら食事を楽
しむために気を付けたいポイント!
秋に食欲が増すのはなぜ?
糖質とは?糖質は3大栄養素である炭水化物から食物繊維を抜いた
もので、主に、脳や体のエネルギー源となり、生きていく上で必要
な欠かせない栄養素です。
食事のごはんを控えることで、物足りなさを、ごはん以外の物、主菜
(肉や魚)や副菜(野菜)で補う方が多くみられます。
肉や魚を多くとると、動物性たんぱく質や脂質の摂取量が増えてしまい
ます。
副菜としての野菜なども、何かしら味付けをしているため、摂取する
塩分が多くなったり、また、炒め物などの調理法によっては、油分が
多くなり、油の過剰摂取につながります。
たんぱく質の過剰は、腎臓病をお持ちの方や塩分や脂質の過剰摂取は
動脈硬化や心疾患のリスクにつながる場合がありますので、注意が
必要です。
バランスよく、糖質も摂取することが必要であることがわかると
思います。
ではどれくらいの糖質をとれば良いのでしょうか?
厚生労働省の『日本人の食事摂取基準(2020年度版)』では、糖質として
の設定はしていませんが、炭水化物の基準として、以下のように設定して
います。
■総摂取エネルギーに占める割合の目標値
・たんぱく質:13~20%
(50歳~64歳は14~20%、65歳以上は15~20%)
・脂質:20~30%
・炭水化物:50~65%~1日の推定エネルギー
必要必要量が2,000kcalの場合~
・炭水化物:50~65%=1,000~1,300kcal 炭水化物は1gにつき
約4kcalのエネルギーになるため、250~325gの炭水化物を1日の
摂取量の目安にすると、理想の割合に近づきます。
(目安:茶碗1杯【150g】のごはんを1日4杯程度。治療中の方は
かかりつけ医の指示に従って下さい。)
糖質は過剰に摂取すると中性脂肪に変わり、肥満を
引き起こします。
ただ、過度な制限をすると、脳と体のエネルギー源が
供給されず、疲れやすくなったりします。
多すぎず少なすぎずが、ダイエットの予防とカギとな
ります。
糖質も重要な栄養素の一つであることを忘れず、
適正量をとりましょう。










建築物等の解体・改修工事の
石綿事前調査結果の電子報告がはじまります!
2022年4月1日以降に着工する、解体・改修工事を対象として、石綿に関する事前調査結果を、労働基準監督署・自治体に報告する制度がはじまります。
報告は、原則とし て石綿事前調査結果報告システムから電子申請で行っていただきます。
【石綿事前調査結果報告システム】 https://www.ishiwathoukoku.mhlw.go.jp
石綿事前調査結果報告システムを利用するためには「GビズID」を取得していただく必要があります。
石綿事前調査結果報告システムの利用準備をお願いします




